この記事は「かつをの一歩先行く投資研究室」の検証ルームの記録です。私(かつを)が自分のお金で実際に運用している口座の数字を、毎週そのまま載せています。
今週は二つのことがありました。ひとつは、10月2日の朝に二階(FX)のポジションの一部を決済したこと。為替では -9,320円でしたが、たまっていたスワップ +13,378円がそれを上回り、+4,058円のプラスで確定しました。もうひとつは一階の株の下げで、①株の含み益が -30,195円。累計は +27,707円で、前回から -39,642円です。
今週の成績
投資助言ではありません。私自身の運用記録です。数字は2026年10月7日 17:53〜17:56 に取得した口座画面(三菱UFJ eスマート証券)の表示時点のもので、10月2日に決済した分を除き、確定した利益ではありません。
入れたお金90万円の口座が、2026年10月7日時点で +27,707円。率にすると +3.1% です。今週は前回から -39,642円 の下げでした。
利益の中身 ── 5つの源泉
この戦略のいちばんの特徴は、利益の出どころがひとつではないことです。持っている資産を眠らせず、値上がり・分配金・為替・スワップという性格の違う収入を、同じ元手から取りにいっています。
| 利益の源泉 | 金額 | 前回比 |
|---|---|---|
| ① 株の値上がり 国内株式の評価損益(評価額 549,016円) | -26,818円 | -30,195円 |
| ② 投信の値上がり 投資信託の評価損益(評価額 322,867円) | +12,945円 | -97円 |
| ③ 分配金(受取・再投資) 2026年の受取累計 | +34,472円 | +732円 |
| ④ 為替差益 高金利通貨の為替損益(10月2日の決済分 -9,320円を含む) | -36,940円 | -11,280円 |
| ⑤ スワップ スワップ(10月2日の決済分 +13,378円を含む) | +44,048円 | +1,198円 |
①②は含み益、③は実際に口座へ入った受取・再投資額、④⑤は10月2日に決済した分(確定)と、保有中の分(含み)の合計です。5つは互いに重複していません。ここで見ていただきたいのは「どれか一本に頼らない形をつくると、成績の振れ方がどう変わるか」です。なお、保有している個別の銘柄・ファンド・通貨ペアと、その選び方は かつをの投資大学 で公開しています。
今週わかったこと
10月2日、二階の一部を決済。確定 +4,058円
10月2日の朝、二階で持っていたポジションの一部を決済しました。為替では -9,320円の差損でしたが、持っているあいだにたまったスワップが +13,378円あり、差し引き +4,058円のプラスで確定しています。下がった分を、スワップが埋めた形です。この確定分は④⑤の累計にそのまま入れてあります(④に -9,320円、⑤に +13,378円)。
下げの7割強は一階の株。①が -30,195円
前回比 -39,642円のうち、①株の含み益が +3,377円 → -26,818円で -30,195円。下げの7割強がここです。④為替差益は -11,280円(決済で確定した分を含む)、②投信は -97円とほぼ横ばいでした。一方で③分配金は +732円、⑤スワップは +1,198円と、今週も積み上がっています。一階の評価額は939,748円(前回 965,250円/国内株式549,016円・投資信託322,867円・現金67,865円)で、評価損益は-13,873円(株 -26,818円/投信 +12,945円)です。
③と⑤で78,520円。受け取った分と、たまっていく分
累計 +27,707円のうち、③分配金と⑤スワップ=78,520円はすでに受け取った分と、毎日たまっていく分です(前回 76,590円)。値段しだいで動く側(①②④)は、合わせて -50,813円。今週は①株の下げがそのまま累計を押し下げましたが、消えない側の数字は前回より増えました。二階(FX)の純資産は491,800円(前回 502,654円)で、④⑤を合わせた二階の合計は +7,108円(前回 +17,190円)です。
決済で身軽に。維持率は1,145.21%
証拠金維持率は784.86% → 1,145.21%、実効レバレッジは3.18倍 → 2.18倍、証拠金余力は438,611円 → 448,856円になりました。一部を決済して持っている量が減ったぶん、二階は身軽になっています。ロスカットの維持率75%までは十分な距離があります。それでも、一階が下がれば担保も減るという構造は変わりません。ここは引き続き毎週見ていきます。
守りの数字(ここを毎週いちばん先に見ます)
成績よりも先に確認しているのが、この2つです。増えた減ったより、続けられる状態かどうかのほうが大事だからです。
維持率が高いほど余力があり、レバレッジが低いほど値動きに耐えられます。数字に余裕があるうちは動かさない。これが私の週次チェックの中身です。
そもそも、これは何をしている運用なのか
ざっくり言うと、一階に株と投資信託、二階にFXという二階建てです。一階の資産は売らずに持ったまま担保として差し入れ、その上で二階のインカムも取りにいく。同じお金に二つの仕事をさせる、という発想です。
仕組みそのものの説明は かつを流ハイブリッド戦略とは?|持っている株と投資信託に、もうひと働きしてもらう話 に、専門用語を使わずにまとめています。はじめて読む方はこちらからどうぞ。
ただし、どの資産をどれだけ担保に入れ、二階をどこまで張るか——ここがこの戦略の核心で、相場や保有資産の中身で最適解が変わります。担保にしている銘柄・投資信託、二階で持っている通貨ペア、その配分と入れ替えの考え方は かつをの投資大学 で公開しています。
忘れてはいけない、この戦略のこわさ
良い数字が続いているときこそ、先にリスクを書いておきます。
- 担保と建玉が同時にやられることがある。 株安と円高は同じ日に来ます。一階の評価額が下がれば担保としての評価も減り、同じタイミングで二階の含み損もふくらみます。この記録でも、株と為替がそろって下を向いた週がありました。
- 高金利通貨は下げ続けることがある。 スワップは毎日増えますが、為替が長期で下落すればスワップ以上に元本が削られます。「毎日増えるから安心」ではありません。
- ロスカットは一瞬で来る。 維持率に余裕があるように見えても、それは平常時の数字です。急変時は数分で低下します。だから毎週、維持率とレバレッジを必ず確認しています。
この検証ルームの歩き方とリスクの考え方は こちら にまとめています。
使っている口座
保有している株や投資信託を担保にできる仕組みに対応した、数少ない口座です。私はここで一階(現物)と二階(FX)を組み合わせています。
- 1,000通貨単位(ミニ取引)から取引できる
- スマホアプリが見やすく、デモ取引でも試せる
- MUFGグループ。信用格付は主要ネット証券No.1の「AA」(※)
今週のまとめ
入れたお金 900,000円に対して +27,707円(+3.1%)。前回から -39,642円で、下げの7割強は①株の含み益でした。一方で10月2日に二階の一部を決済し、為替の差損をスワップが上回って +4,058円で確定。維持率は1,145.21%まで上がり、二階は身軽になりました。③分配金と⑤スワップも、今週また積み上がっています。
次回も同じフォーマットで、増えても減ってもそのまま載せます。
あわせて読みたい
本記事は私個人の運用記録であり、投資助言・勧誘ではありません。数値は表示時点のもので確定値ではなく、将来の成果を保証するものでもありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

コメント