この記事は「かつをの一歩先行く投資研究室」の検証ルームの記録です。私(かつを)が自分のお金で実際に運用している口座の数字を、毎週そのまま載せています。
今週は、率の見え方が変わります。8月27日に20万円を足したので、+31.0%だった表示が+23.9%になりました。減ったからではありません。増えた金額のほうは154,910円から167,132円へ、12,222円ふえています。率だけを見ると誤解が生まれる週なので、先にここから書きます。
今週の成績
| 入金した日 | 入金額 | そのときの残高 |
|---|---|---|
| 2025年8月25日 | 300,000円 | 300,000円 |
| 2026年5月27日 | 200,000円 | 500,000円 |
| 2026年8月27日 | 200,000円 | 700,000円 |
入れたお金70万円の口座が、2026年8月28日時点で +167,132円。率にすると +23.9% です。今週は前回から +12,222円 の上げでした。
利益の中身 ── 5つの源泉
この戦略のいちばんの特徴は、利益の出どころがひとつではないことです。持っている資産を眠らせず、値上がり・分配金・為替・スワップという性格の違う収入を、同じ元手から取りにいっています。
| 利益の源泉 | 金額 | 前回比 |
|---|---|---|
| ① 株の値上がり 国内株15銘柄の評価損益 | +17,178円 | +2,377円 |
| ② 投信の値上がり 投資信託3本の評価損益 | +27,758円 | -358円 |
| ③ 分配金(受取・再投資) 2026年 累計22件 | +30,690円 | +3,420円 |
| ④ 為替差益 高金利通貨3本の含み益 | +54,780円 | +5,600円 |
| ⑤ スワップ 未決済スワップ(未振替) | +36,726円 | +1,183円 |
①②は含み益、③は実際に口座へ入った受取・再投資額、④⑤は未決済の損益です。5つは互いに重複していません。ここで見ていただきたいのは「どれか一本に頼らない形をつくると、成績の振れ方がどう変わるか」です。なお、保有している個別の銘柄・ファンド・通貨ペアと、その選び方は かつをの投資大学 で公開しています。
今週わかったこと
率が下がった理由は、相場ではなく入金
8月27日に20万円を追加しました。分母が50万円から70万円になったので、同じ利益でも率は小さく出ます。+31.0%→+23.9%という並びだけを見ると損をしたように見えますが、金額は+12,222円のプラスです。率は「何に対しての率か」がずれると簡単に化けます。
今週の伸びも、中心は為替差益
+12,222円のうち +5,600円が為替差益、+3,420円が分配金、+1,183円がスワップでした。為替差益は買った値段まで戻ればすべて消える性質のものです。一方で分配金とスワップの4,603円は、相場が動かなくても残る側の増え方です。
受け取り済み・毎日たまる側は67,416円に
5つのうち①②④の合計99,716円(全体の60%)は含み益で、相場が崩れれば減ります。残る③⑤の67,416円は、すでに受け取った分と毎日たまっていく分です。同じ「+23.9%」でも、消える可能性があるのは前者だけ、という見方は今週も変えていません。
足したお金は、まだ全部は働いていません
証拠金維持率は886.98%→901.67%に上がりました。ただし8月27日に買い増した株は、まだ担保としての設定が終わっていません(証券会社の仕組みで、約定から数日かかります)。今週の数字は「入金した直後で、二階がまだ広がっていない状態」のものです。
守りの数字(ここを毎週いちばん先に見ます)
成績よりも先に確認しているのが、この数字です。増えた減ったより、続けられる状態かどうかのほうが大事だからです。
維持率が高いほど余力があります。数字に余裕があるうちは動かさない。これが私の週次チェックの中身です。
そもそも、これは何をしている運用なのか
ざっくり言うと、一階に株と投資信託、二階にFXという二階建てです。一階の資産は売らずに持ったまま担保として差し入れ、その上で二階のインカムも取りにいく。同じお金に二つの仕事をさせる、という発想です。
仕組みそのものの説明は かつを流ハイブリッド戦略とは?|持っている株と投資信託に、もうひと働きしてもらう話 に、専門用語を使わずにまとめています。はじめて読む方はこちらからどうぞ。
ただし、どの資産をどれだけ担保に入れ、二階をどこまで張るか——ここがこの戦略の核心で、相場や保有資産の中身で最適解が変わります。担保にしている銘柄・投資信託、二階で持っている通貨ペア、その配分と入れ替えの考え方は かつをの投資大学 で公開しています。
忘れてはいけない、この戦略のこわさ
良い数字が続いているときこそ、先にリスクを書いておきます。
- 担保と建玉が同時にやられることがある。 株安と円高は同じ日に来ます。一階の評価額が下がれば担保としての評価も減り、同じタイミングで二階の含み損もふくらみます。この記録でも、株と為替がそろって下を向いた週がありました。
- 高金利通貨は下げ続けることがある。 スワップは毎日増えますが、為替が長期で下落すればスワップ以上に元本が削られます。「毎日増えるから安心」ではありません。
- ロスカットは一瞬で来る。 維持率に余裕があるように見えても、それは平常時の数字です。急変時は数分で低下します。だから毎週、維持率とレバレッジを必ず確認しています。
この検証ルームの歩き方とリスクの考え方は こちら にまとめています。
使っている口座
保有している株や投資信託を担保にできる仕組みに対応した、数少ない口座です。私はここで一階(現物)と二階(FX)を組み合わせています。
- 1,000通貨単位(ミニ取引)から取引できる
- スマホアプリが見やすく、デモ取引でも試せる
- MUFGグループ。信用格付は主要ネット証券No.1の「AA」(※)
今週のまとめ
入れたお金 700,000円に対して +167,132円(+23.9%)。率は先週より下がって見えますが、原因は相場ではなく自分で足した20万円です。増えた週も減った週も同じ形で出す、というのは「見え方が悪くなる週もそのまま出す」という意味でもあります。次回は、足したお金が二階まで行き渡ったあとの数字になります。
次回も同じフォーマットで、増えても減ってもそのまま載せます。
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本記事は私個人の運用記録であり、投資助言・勧誘ではありません。数値は表示時点のもので確定値ではなく、将来の成果を保証するものでもありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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