この記事は「かつをの一歩先行く投資研究室」の検証ルームの記録です。私(かつを)が自分のお金で実際に運用している口座の数字を、毎週そのまま載せています。
今週のハイブリッド戦略は、値動きの側が大きく減り、確定する側は全部プラスで終わった週でした。累計は +82,114円。前回から -54,190円です。数字が悪いときこそ、隠さず同じ形で出します。
まず、全体像から ── 5つの口座で「ほったらかし投資」をしています
このブログで毎週出しているハイブリッド戦略は、私がやっている「ほったらかし投資」の一部です。全体では元本312万2,503円を5つの口座に分けていて、9月12日時点の合計は +123,792円(+4.0%)、1週間では -109,003円 でした。
| 口座 | 累計損益 | 今週の増減 |
|---|---|---|
| ハイブリッド戦略この記事 元本 900,000円 株と投信を担保にして、FXでスワップを受け取る | +82,114円 +9.1% | -54,190円 |
| 松井証券 FX 元本 372,935円 高金利通貨を持ち、毎日スワップを受け取る | +15,535円 +4.2% | -34,637円 |
| トライオートFX(インヴァスト証券) 元本 549,568円 決めた値幅で、自動的に売買を繰り返す | +8,557円 +1.6% | -18,249円 |
| moomoo証券(株式オプション) 元本 1,000,000円 オプションを売り、受取額を先に確定させる | +28,462円 +2.8% | +12,610円 |
| GPT-Trade 元本 300,000円 リピート型の自動売買。今週から合計に入れました | -10,876円 -3.6% | -14,537円 |
| 5口座の合計 元本 3,122,503円 | +123,792円 +4.0% | -109,003円 |
今週から自動売買の口座を合計に入れたので、率が前の週と続きません。前週も同じ数え方に直すと +232,795円(+7.5%)でした。週間の-109,003円は中身のほとんどが為替の評価で、売ったものも、減配になったものもありません。9月に受け取った確定分は6,528円、うち今週分が+4,474円です。このほかに、率を出していないスワップ口座が2つ(LIGHT FX・みんなのFX/どちらもトレイダーズ証券。元本 合計115万円)と、合計に含めていない別枠の日経225ミニ オプション(元本100万円)があります。
GPT-Tradeは提供を受けて検証している枠(PR)なので、口座名をそのまま出しています。ここでは位置づけと数字だけにとどめ、設定やポジションの中身はこの記事では扱いません。
この記事で詳しく見ていくのは、いちばん上のハイブリッド戦略です。
今週の成績
前回(9月4日時点)の数字は日曜ライブでお伝えした分で、ブログ記事にはしていません。記事としてひとつ前は8月28日の回(入れたお金70万円で+167,132円)になります。
| 入金した日 | 入金額 | そのときの残高 |
|---|---|---|
| 2025年8月25日 | 300,000円 | 300,000円 |
| 2026年5月27日 | 200,000円 | 500,000円 |
| 2026年8月27日 | 200,000円 | 700,000円 |
| 2026年9月上旬 | 200,000円 | 900,000円 |
入れたお金90万円の口座が、2026年9月12日時点で +82,114円。率にすると +9.1% です。今週は前回から -54,190円 の下げでした。
利益の中身 ── 5つの源泉
この戦略のいちばんの特徴は、利益の出どころがひとつではないことです。持っている資産を眠らせず、値上がり・分配金・為替・スワップという性格の違う収入を、同じ元手から取りにいっています。
| 利益の源泉 | 金額 | 前回比 |
|---|---|---|
| ① 株の値上がり 国内株17銘柄の評価損益 | +6,793円 | -5,809円 |
| ② 投信の値上がり 投資信託3本の評価損益 | +14,745円 | -11,039円 |
| ③ 分配金(受取・再投資) 2026年 累計22件 | +30,690円 | ±0円 |
| ④ 為替差益 高金利通貨3本の評価損益 | -9,440円 | -38,720円 |
| ⑤ スワップ 未決済スワップ(未振替) | +39,326円 | +1,378円 |
①②は含み益、③は実際に口座へ入った受取・再投資額、④⑤は未決済の損益です。5つは互いに重複していません。ここで見ていただきたいのは「どれか一本に頼らない形をつくると、成績の振れ方がどう変わるか」です。なお、保有している個別の銘柄・ファンド・通貨ペアと、その選び方は かつをの投資大学 で公開しています。
今週わかったこと
減ったのは④為替差益。売ってもいないし、減配もありません
5つの源泉のうち、今週いちばん動いたのは④の為替差益で、前回から -38,720円。累計でもマイナス(-9,440円)に転じました。ただしこれは持っているものの値段が動いただけで、売って損が出たわけでも、配当・分配金が減らされたわけでもありません。為替がどちらに行くかは私には分からないので、見通しの話はしません。書けるのは「今週は下を向いた」という事実だけです。
確定する側は、止まっていません
④が大きく減った一方で、⑤スワップは +1,378円ふえて累計39,326円。③分配金は今週の新規入金がなく±0円でした。ほったらかし投資の5口座全体で見ると、9月に実際に受け取った額は6,528円、うち今週分が+4,474円です。週間の -109,003円とは桁が2つ違いますが、片方は消えることがある数字、もう片方は消えない数字という違いがあります。
含み益と、受け取り済みの比率
累計 +82,114円のうち、①②④の合計12,098円が含み損益です。残りの③⑤=70,016円は、すでに口座に入った分と毎日たまっていく分になります。先週まで「含み益の割合が6割」と書いていましたが、今週は為替が下がった結果、中身の大半が消えにくい側に入れ替わりました。数字が減った週に、質だけは上がっているという見方もできます。
守りの数字は812.67%
証拠金維持率は812.67%、実効レバレッジは3.07倍。ロスカットは維持率75%なので、まだかなりの距離があります。含み損が出ている週ほどこの数字を先に見ますが、いまは「動かさない」で問題ない範囲です。増やすときも減らすときも、この2つを見てから決めています。
守りの数字(ここを毎週いちばん先に見ます)
成績よりも先に確認しているのが、この2つです。増えた減ったより、続けられる状態かどうかのほうが大事だからです。
維持率が高いほど余力があり、レバレッジが低いほど値動きに耐えられます。数字に余裕があるうちは動かさない。これが私の週次チェックの中身です。
そもそも、これは何をしている運用なのか
ざっくり言うと、一階に株と投資信託、二階にFXという二階建てです。一階の資産は売らずに持ったまま担保として差し入れ、その上で二階のインカムも取りにいく。同じお金に二つの仕事をさせる、という発想です。
仕組みそのものの説明は かつを流ハイブリッド戦略とは?|持っている株と投資信託に、もうひと働きしてもらう話 に、専門用語を使わずにまとめています。はじめて読む方はこちらからどうぞ。
ただし、どの資産をどれだけ担保に入れ、二階をどこまで張るか——ここがこの戦略の核心で、相場や保有資産の中身で最適解が変わります。担保にしている銘柄・投資信託、二階で持っている通貨ペア、その配分と入れ替えの考え方は かつをの投資大学 で公開しています。
忘れてはいけない、この戦略のこわさ
良い数字が続いているときこそ、先にリスクを書いておきます。
- 担保と建玉が同時にやられることがある。 株安と円高は同じ日に来ます。一階の評価額が下がれば担保としての評価も減り、同じタイミングで二階の含み損もふくらみます。この記録でも、株と為替がそろって下を向いた週がありました。
- 高金利通貨は下げ続けることがある。 スワップは毎日増えますが、為替が長期で下落すればスワップ以上に元本が削られます。「毎日増えるから安心」ではありません。
- ロスカットは一瞬で来る。 維持率に余裕があるように見えても、それは平常時の数字です。急変時は数分で低下します。だから毎週、維持率とレバレッジを必ず確認しています。
この検証ルームの歩き方とリスクの考え方は こちら にまとめています。
使っている口座
保有している株や投資信託を担保にできる仕組みに対応した、数少ない口座です。私はここで一階(現物)と二階(FX)を組み合わせています。
- 1,000通貨単位(ミニ取引)から取引できる
- スマホアプリが見やすく、デモ取引でも試せる
- MUFGグループ。信用格付は主要ネット証券No.1の「AA」(※)
今週のまとめ
入れたお金 900,000円に対して +82,114円(+9.1%)。前回から -54,190円で、率も大きく下がって見える週です。理由は9月の追加入金と、為替の評価が減ったこと。売った損でも、減配でもありません。こういう週こそ、確定した側(分配金とスワップ)がどれだけ残っているかを見るようにしています。
次回も同じフォーマットで、増えても減ってもそのまま載せます。
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本記事は私個人の運用記録であり、投資助言・勧誘ではありません。数値は表示時点のもので確定値ではなく、将来の成果を保証するものでもありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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