この記事は「かつをの一歩先行く投資研究室」の検証ルームの記録です。私(かつを)が自分のお金で実際に運用している口座の数字を、毎週そのまま載せています。
前回から +15,435円。累計は +154,910円(+31.0%)で、これまででいちばん大きい数字になりました。ただ、伸びた中身のほとんどは為替の戻りです。数字が良い週ほど、内訳を分けて見るようにしています。
今週の成績
元本50万円で運用している口座が、2026年8月22日時点で +154,910円。率にすると +31.0% です。今週は前回から +15,435円 の上げでした。
利益の中身 ── 5つの源泉
この戦略のいちばんの特徴は、利益の出どころがひとつではないことです。持っている資産を眠らせず、値上がり・分配金・為替・スワップという性格の違う収入を、同じ元手から取りにいっています。
| 利益の源泉 | 金額 | 前回比 |
|---|---|---|
| ① 株の値上がり 国内株12銘柄の含み益 | +14,801円 | +5,288円 |
| ② 投信の値上がり 投資信託3本の含み益 | +28,116円 | -5,169円 |
| ③ 分配金(受取・再投資) 2026年 累計20件 | +27,270円 | ±0円 |
| ④ 為替差益 高金利通貨3本の含み益 | +49,180円 | +14,680円 |
| ⑤ スワップ 未決済スワップ(未振替) | +35,543円 | +636円 |
①②は含み益、③は実際に口座へ入った受取・再投資額、④⑤は未決済の損益です。5つは互いに重複していません。ここで見ていただきたいのは「どれか一本に頼らない形をつくると、成績の振れ方がどう変わるか」です。なお、保有している個別の銘柄・ファンド・通貨ペアと、その選び方は かつをの投資大学 で公開しています。
今週わかったこと
+31%の中身は、性格の違う2つの足し算
5つのうち①②④の合計92,097円(全体の59%)は含み益です。相場が崩れれば減ります。残る③⑤の62,813円は、すでに受け取った分と毎日たまっていく分。同じ「+31%」でも、消える可能性があるのは前者だけです。
今週の伸びは、ほぼ為替の戻り
+15,435円のうち +14,680円が為替差益です。先週まで縮んでいた分が戻っただけで、こちらが何かをしたわけではありません。戻ったということは、また同じだけ縮む可能性もあるということです。
積み上げ型の2本は3週間ノーダメージ
分配金とスワップの合計62,813円は、この3週間で一度も減っていません。株も投信も為替も上下した3週間でしたが、この2本だけは相場と関係なく残り続けています。
守りの数字はむしろ改善
証拠金維持率は863%→887%、レバレッジは2.89倍→2.81倍。今週は建玉を増やさず様子見のままにしたので、含み益が増えた分だけ余力が厚くなりました。ただしこれは平常時の数字で、急変時は数分で下がります。
守りの数字(ここを毎週いちばん先に見ます)
成績よりも先に確認しているのが、この2つです。増えた減ったより、続けられる状態かどうかのほうが大事だからです。
維持率が高いほど余力があり、レバレッジが低いほど値動きに耐えられます。数字に余裕があるうちは動かさない。これが私の週次チェックの中身です。
そもそも、これは何をしている運用なのか
ざっくり言うと、一階に株と投資信託、二階にFXという二階建てです。一階の資産は売らずに持ったまま担保として差し入れ、その上で二階のインカムも取りにいく。同じお金に二つの仕事をさせる、という発想です。
仕組みそのものの説明は かつを流ハイブリッド戦略とは?|持っている株と投資信託に、もうひと働きしてもらう話 に、専門用語を使わずにまとめています。はじめて読む方はこちらからどうぞ。
ただし、どの資産をどれだけ担保に入れ、二階をどこまで張るか——ここがこの戦略の核心で、相場や保有資産の中身で最適解が変わります。担保にしている銘柄・投資信託、二階で持っている通貨ペア、その配分と入れ替えの考え方は かつをの投資大学 で公開しています。
忘れてはいけない、この戦略のこわさ
良い数字が続いているときこそ、先にリスクを書いておきます。
- 担保と建玉が同時にやられることがある。 株安と円高は同じ日に来ます。一階の評価額が下がれば担保としての評価も減り、同じタイミングで二階の含み損もふくらみます。この記録でも、株と為替がそろって下を向いた週がありました。
- 高金利通貨は下げ続けることがある。 スワップは毎日増えますが、為替が長期で下落すればスワップ以上に元本が削られます。「毎日増えるから安心」ではありません。
- ロスカットは一瞬で来る。 維持率に余裕があるように見えても、それは平常時の数字です。急変時は数分で低下します。だから毎週、維持率とレバレッジを必ず確認しています。
この検証ルームの歩き方とリスクの考え方は こちら にまとめています。
使っている口座
保有している株や投資信託を担保にできる仕組みに対応した、数少ない口座です。私はここで一階(現物)と二階(FX)を組み合わせています。
- 1,000通貨単位(ミニ取引)から取引できる
- スマホアプリが見やすく、デモ取引でも試せる
- MUFGグループ。信用格付は主要ネット証券No.1の「AA」(※)
今週のまとめ
累計 +154,910円(+31.0%)。過去最高の数字ですが、伸びの中心は自分の判断ではなく為替の戻りです。良い週ほど、含み益と受け取り済みを分けて数える——今週はその作業そのものが記録になりました。
次回も同じフォーマットで、増えても減ってもそのまま載せます。
あわせて読みたい
本記事は私個人の運用記録であり、投資助言・勧誘ではありません。数値は表示時点のもので確定値ではなく、将来の成果を保証するものでもありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

コメント